2024.07.16

第71回 日本伝統工芸展に初応募しました。

日本工芸会について

公益社団法人日本工芸会は、重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に伝統工芸作家、技術者等で組織する団体です。
現在、工芸分野重要無形文化財保持者含め正会員約1,200名が所属しております。
同会が文化庁・NHK・朝日新聞社と主催する「日本伝統工芸展」は、昭和29年から年一回毎年開催しております。
「日本伝統工芸展」は、文化財保護法の趣旨にそって、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的に、日本工芸の技と美が集積する公募展です。
このほかにも、重要無形文化財保持者を講師とする伝承事業や記録保存等を行うなど無形文化財(工芸技術)の保存・伝承及び公開に関する事業を推し進め、その実績では、他に比較するもののない唯一の組織です。


第71回 日本伝統工芸展開催の趣旨

我が国には、世界に卓越する工芸の伝統がある。伝統は、生きて流れているもので、永遠に変わらない本質を持ちながら、一瞬もとどまることのないのが本来の姿である。
伝統工芸は、単に古いものを模倣し、従来の技法を墨守することではない。伝統こそ工芸の基礎となるもので、これをしっかりと把握し、父祖から受け継いだ優れた技術を一層練磨するとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることが、我々に課せられた責務であると信ずる。
昭和25年、文化財保護法が施行され、歴史上、若しくは芸術上特に価値の高い工芸技術を、国として保護育成することになった。私どもは、その趣旨にそって、昭和29年以来、日本伝統工芸展を開催してきた。
このたび平素の研究の成果をあつめ第71回展を開き、ひろく人々の御清鑑を仰ぎ、我が国工芸の健全な発展に寄与しようとするものである。

公益財団法人 日本工芸会ホームページより



 

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