季節の染帯【千両万両】

万両・千両・百両・十両はいずれも秋から冬にかけて、小粒の実が赤熟します。赤い実をつけた植物はお正月の縁起物とされ、これらはお金の単位で富を表す「両」がつけられました。千両は万両より実をたくさんつけるところから命名され、カラタチバナは高価で百両以下では買えなかったから「百両金」とよばれました。

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